2月 【Old Hallのコーヒーポットと素材の話】 僕らの身の回りには、数え切れないくらいのステンレス製品がある。「非常に錆びにくい鉄」として知られているが、生まれたときには既に存在していたし、あまりにも日常に溶... 2024/02/19
2月 ミモザ咲きました 黄いろな花もさきあらゆる色の種類した畦いっぱいの地しばりをレーキでがりがり掻いてとる川はあすこの瀬のところで毎秒九噸の針をながす上を見ろ石を投げろまっ白なそらい... 2024/02/18
2月 春宵十話 よく人から数学をやって何になるかと聞かれるが、私は春の野に咲くスミレはただスミレらしく咲いてるだけでいいと思っている。咲くことがどんなによいことであろうとなかろ... 2024/02/17
2月 冴え返る 冴返る二三日あり沈丁花-高野素十昨日の春一番とは一転、朝から冷たい北風が吹き荒んだ東京。ようやく緩んだと思った寒さが、またぶり返しました。冴え返るとはまさにこの... 2024/02/16
2月 うす紫に寄せて 古い時代から、花に限らず動植物をはじめ、さまざまな自然現象にも、固有の色を見出し名をつけてきた日本人。たとえば春に見る霞には「うす紫」を、その色を霞色(かすみい... 2024/02/15
2月 聖バレンタインデー クロッカスは神殿の前に咲いている聖バレンタインの日の春の夜明けに-アン・プラット春を呼ぶ花、告げる花と呼ばれるものには様々あって、クロッカスもその一つ。皆が待ち... 2024/02/14
2月 浅き春に寄せて 今は 二月 たつたそれだけあたりには もう春がきこえてゐるだけれども たつたそれだけ昔むかしの 約束はもうのこらない今は 二月 たつた一度だけ夢のなかに ささや... 2024/02/13
2月 秘すれば花 秘する花を知ること。秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず。-世阿弥能楽で知られる世阿弥は『風姿花伝』や『花鏡』などの理論書を残しており、その中には花にまつわる... 2024/02/12
2月 なぞなぞ 「私が居ないと皆、私を探しますが、ながく側にいると、私は皆から嫌われます」「私が泣くと皆、喜ぶのに、私が喜び泣かないと、私は皆を悲しませてしまいます」探されたり... 2024/02/11